前回は骨の凹凸を利用して、まぶたの立体感を強調させるアイシャドウのいれ方を書かせていただきましたが、今回は様々なアイシャドウテクニックを紹介させていただきます。まず、一重まぶたで目もとをすっきり見せたい方は、目の際全体に濃いめのアイシャドウをアイラインを引くように少し幅広く入れていきます。目を開けた時に少し色が見えるくらいグラデーションします。ポイントとして、それより上にはグラデーションしないことです。
次に奥二重の場合ですが、目を開けた時に隠れてしまう二重のラインまで、ホワイトなどのハイライト色をのせて、アイホールに向かつてグラデーションしていきます。アイホールの窪みやクスミが気になる場合は全体に淡い色をのせるか、もしくは、きっちりとコントラストを作る方法で、まぶたの中央はそのままホワイトを残し、目尻、目の際、アイホールの窪みに茶、もしくはグレーをのせていくと、まぶたに自然な凹凸が表れてきれいに見えます。
次に目と目の幅が寄りすぎている場合ですが、目頭側はハイライト色のみおいておき、目尻から目の中央まで色を入れ、アイホールに向かってグラデーションしていきます。アイラインはもちろん、目尻側を強調させるように入れてください。
反対に目と目が離れすぎている場合は、目頭から目の中央へと色を入れていき、アイホールに向かつてグラデーションし、そのアイシャドウを鼻筋に少しぼかし込みます。そして、目尻側に薄くぼかす程度で残しておきます。
色々なパターンのアイシャドウの入れ方をご紹介しましたが、忘れないでいただきたいのは、アイシャドウをつける時には必ず2〜3度は目を開いて、どのくらい入っているかを鏡でチェックしながら進めていくということと、最後に必ずマスカラを使うということです。そして、リップやチークとのバランス、洋服やアクセサリー等との調和も考えながら、アイシャドウの色味を選んで、あなたご自身が素敵に見えるメイクアップに仕上げてください。
2000年11月
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