街を歩くとホワイトニングに関するポスターが目立つようになりましたが、皆様方のUV対策は万全でしょうか。海外在住の日本人の方たちにお会いすると、シミ対策についてよく質問されます。
それは、美白という考え方が海外では日本ほど重要視されていないので、ホワイトニング関係の商品が、日本に比べて極端に少ないからです。
例えば、同じ場所で、同じ条件で生活していても、欧米人の場合は、シワの方が先に表れ、アジア人の場合はシミが先に表れると言われていますので、どうしてもシミが目立ってしまいます。ですから、私たちアジア人にとっては、肌年齢を若く保つためにも、毎日のUVケアがとても大切になってくるのです。
シミ対策で必要なことは紫外線カットですが、洗濯物を干すときや、買い物に行くときなどは、少しくらいは大丈夫と、サンスクリーンを使われない方が多いように思います。しかし、そういう積み重ねがジワリジワリと影響を与えるので、化粧水、乳液、サンスクリーンは、毎日のお手入れの習慣にしていただきたいものです。
そして、夜には美白エッセンスやパック等で、日中にダメージを受けた肌の新陳代謝を正常に戻し、シミ、ソバカス等を防ぐUVケアをしてください。
その他、外出するときは日傘をさしたり、帽子をかぶるなどの工夫や、ビタミンCを多く含んだ食品、またはサブリメントを摂るとよいと思います。
それと、これからの季節は冷房に当たっている時間が長くなるのでなかなか汗をかかず、肌の新陳代謝が悪くなります。肌が疲れていると感じたら、少し時間をとって、お風呂で半身浴をすると肌の新陳代謝が高まり、疲れもとれるので一度試してください。
■夏のメイクパターン
そして肌がきれいになったところで、2001年夏のメイクアップですが、まず、アイシャドウは、まぶた全体に淡いブルー502番をのせていきます。そして、上まぶたの際に濃いブルー501番をのせ、下まぶたは目尻から3分の2くらいまで、ライトパープル602番を乗せます。ブルーとパープルの組み合わせはクールな目元に仕上がります。
そして、リップは今年の春に発売されたレポリップカラーの40番ワイン系と、60番ベージュ系を混ぜて、優しい口もとをつくります。チークは、コーラルを頬の高い位置にのせていきます。
全体がクールで洗練されたイメージに仕上がり、お肌もよりきれいに映えるメイクです。ぜひお試しください。
2001年7月
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