今回は「イメージ」がテーマですが、皆さまは自分を信じる力や、思い込む力というものに、すごいパワーがあることをご存知でしょうか。例えば、こんな風になりたいと強く願うと、本当にそのような雰囲気に近づいてきます。それは、強く願う気持ちが、そうなりたいと目標にしている人に近づくにはどうすれば良いかということを、無意識に考え、行動を起こしているからです。
よく、恋をすれば、女性はキレイになると言われますが、それは、心の中に良い意味での緊張感が常にあるという事と、自分自身がもっとキレイになりたいと鏡を見たり、努力をすることが、表面に表れてくるからです。ですから、「どうせ私なんか・・・」などと思わずに、いつも憧れの人(年齢・性別を間わずに)を持ったり、常に前向きに生きていくということは、実に素晴らしいことなのです。
私は、毎年、年二回仕事でパリに行くのですが、その度に感じることが、マダム達が美しく、立ち振る舞いが優雅なことです。若い人は若いなりの「活きの良さ」というものがあるのですが、マダムのしっとりと落ち着いた雰囲気には、足元にもおよびません。
もちろん、日本にも年齢を感じさせない素敵な女性はたくさんいらっしゃいます(皆さまもそうだと思います)。
派手な色の服を着たりして若づくりをしている訳ではなく、あるがままの自分を受け入れ、もっともっとキレイになろうと努力されている人。それは、きれいにメイクアップするとか、お洒落な洋服を身につけるということではなく、教養や趣味を身につけ、自分らしい雰囲気をつくりあげるということです。
そして、それは、ある程度の年齢を重ねないとできないものだと思います。
有名なココ・シャネルの言葉に「20歳の顔は神様の贈り物、30歳の顔は貴方の生活によって刻まれ、50歳の顔には貴方自身の価値が現れる」というのがありますが、本当にその通りではないでしょうか。
私はまだ30歳の未熟者ですが、50歳になった時には自分の顔に責任を持てる人になっていたいと思っています。
これが「イメージ」なのです。もちろん年齢を重ねるごとに、スキンケアでの老化防止やメイクアップも大切ですが、そういう自分自身の心の持ち方(イメージ)も忘れずに、常にリフレッシュして、より良い自分自身のイメージを作り上げてはいかがでしょうか。「でも、私はもう年だから」と思っている貴女。
今からでも遅くないのですよ。
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