以前、ハイライトとシャドウを使って、顔型の悩みをカバーする方法を説明させていただきましたが、今回は顔型別によるチークの入れ方を説明させていただき ます。と申しましても、それぞれの顔型を生かしながら、バランス良く見せる入れ方ですので、「絶対にこう入れなければいけない」という訳ではありません。
それぞれのイメージによって、入れる位置や色味、濃淡などを変えていただいた方が良い場合もあります。顔の形によって相手に与える印象がありますので、そ の印象を考えながらチークを入れます。 |
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まず、丸顔の方は幼くみられがちです。ですから、大人っぽさをプラスする為に、
ブラッシュチークのアプコットとモレスカラー801番(ゴールド系)を混ぜて、少し暗めの色をつくり、こめかみ辺りからの側面のみ、頬骨辺りまでに縦長に入 れると、顔がすっきりとして見えます。
次に面長の方は、知的に見える反面、おとなしい感じに見られますので、柔らかいコーラルで顔を強調するために、頬骨の上辺りに水平に入れていきます。
また、角張った四角型の顔型の方は、しっかりとした強い印象を与えるので、優しいピーチで頬骨の上から下にかけて、少し広めの楕円形を作るように入れてい きます。そうすることで、優しい女らしさが表現できます。
三角形の方はおっとりした感じに見られますので、すこしアクティブな雰囲気を だすために、コーラルとピーチを混ぜて、高めの位置、こめかみから頬骨にかけて入れていきます。
そして、反対に逆三角形の方は、クールで都会的な印象があ るのですが、冷たい感じにも見られますので、ティラ(アイシャドウ)の101番(ピンク系)を低めの位置、頬骨下に丸みをもたせて入れると良いでしょう。
最後にひし形の方は少しさみしい印象を与えやすいので、コーラルとティラ(アイシャドウ)701番(パール〈ホワイト〉系)を混ぜ、頬骨から頬骨下にかけて、幅広くぼかすと、 類全体に明るさがでてきます。
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